1 ゲーム

「綱吉、『それ』って面白いの?」
「『それ』って、テトリスのことですか?」
「そう。そんなのイライラするだけじゃない」
「ヒバリさんらしいですね。ヒバリさんもゲームするんですか?」
「少しはね。インベーダーゲームとか」
「あぁ。なんか理由わかったような気がします」
「「群れてるから」」
「ワォ!綱吉、よくわかったね」
「当たりましたね」
「『ヒバリさんらしい』って?」
「はい。やっぱり性格とか出るんですかね?」
「さぁね。…だとしたら、あの変態が好きそうなゲームはなんだと思う?」
「変態?もしかして骸さんのことですか?」
「その変態のことだよ」
「そうですね〜。あ、恋愛シュミレーションとかじゃないですか?」
「…あぁ。なるほど」

 end

ぴったりだ。


2 夢

「綱吉君、綱吉君っ」
「なんですか、骸さん。嬉しそうな顔して」
「僕、今朝方の夢で綱吉君見たんですよ」
「奇遇ですね。俺も夢で骸さんみましたよ」
「本当ですかっ」
「えぇ。見た目超グロテスクなエイリアンと愛を誓い合ってました。流石は骸さん。人間外でもOKなんですね」
「…」
「あれ?何で悲しそうな顔してるんですか?」

 end

僕をなんだと思ってるんですか、綱吉君。


3 食卓

「ボンゴレ」
「あ、千種さん。お買い物ですか?」
「夕飯の買い物」
「ああ、千種さんがいつも骸さんたちの食事作ってるんですね」
「そう。犬は作れないから」
「へ〜。今日は何作るんですか?…ってアサリだらけじゃないですかっ」
「…骸様が『ボンゴレしか僕は食べませんからねっ』とおっしゃるので」
「…律儀ですね、千種さん」
「食卓にはボンゴレパスタしか並べられない」
「…大変ですね、千種さん」

 end

そして骸さんの真似が異様に上手いのはなんでですか?


第一期拍手文
(07/01/10)

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