おまけ
雲雀は綱吉のいなかった間のことを思い返してみた。
「………言えるわけないね」
まさか自分が、綱吉のことで頭がいっぱいで、
何もないところで転んだり、
委員会中に綱吉の名前を呟いていた(おそらく委員たちはそれを聞いて綱吉のところに行ったのだろう)なんて、
とてもじゃないが、綱吉には言えない。
「?、何か言いましたか?」
「何でもないよ」
恋人になったばかりの綱吉の頭を撫でた。
それだけ君のことが好きだよ。
と、心の中で呟きながら。
end
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(06/12/14)
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